となりにいるのは
いとこ7人とおばさんと
長期休暇の間だけ過ごす館での生活
煩わしい日常から断絶された
崖にそびえる大きく立派な西洋風の館で
繰り広げられる楽しい日々
というだけの、ほのぼの日常系も好きですが
もちろんそんなわけはなく、
孤立した洋館という
閉鎖空間の中で連続して起こる
不可解な事件と迫る恐怖に
立ち向かう子どもたちのお話です
雪の断章はストーリーも含めて
まるまる全てが好きでしたが
正直他の作品にはあまり興味をそそられませんでした
もちろんストーリーも大事ですが
これを読んだのは内容云々ではなく
ただ佐々木さんの描く感情や風景の描写が好みなので
他の作品ではどんな風に描かれているのだろう
と気になったからです
こういった作風のものが読めるようになった今なら
学生の頃は受け付けられなかった
村上春樹さんの作品も今なら受け入れられるかしら
学生……遠い遠い昔のような
ついこの間のような響き…
ってそれはさすがにおこがましいですかね
学生といえば…
先日久しぶりの友人たちと集まり、
ちょうど連絡をとりあっていたのが
私の誕生日だったこともあり、
律儀に覚えていてくれた一人から
プレゼントをいただいちゃいました♪
学生の頃からの友人なのですが、
私がジブリ好きということを
覚えていてくれていたのには驚きました
大人になってからは専ら
家族や同僚などばかりで
友人に誕生日プレゼントを渡す
という機会がどんどん減ってしまい、
少し寂しく思っていました
使命感や妙に張り切った演出なんかより
旧友からのサプライズはまた格別に
嬉しいものですね
0コメント