思い出すなかれ 忘れるなかれ


だんだんと雨粒が大きくなり

肩を濡らした朝


美容院に行って冷えた体をさすりながら

数時間が過ぎ、家路についたころ


すっかり雨があがった空を見上げると

ちり紙を割いたような雲から

まばらに青が広がっていました

やっぱり青空が一番好きだなぁ




失ってしまったことに対して

哀しみのあまり現実を受け入れられなくて

ただただ涙を流していたあの頃


現実を受け入れつつもまだ哀しみが残る中

申し訳なさが勝り涙があふれる今


哀しいことに変わりはないのに

あの頃とは泣くことの意味が違う気がする




また、さむくて侘しい冬がきてしまうんだなぁ…


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のどか珠響

のんびり屋なもの書きの綴り