魂の行き場


中学校のとき

「好きな本を一冊選び

読むごとに印象に残った部分を

ノートに写して提出する」

という授業がありました


先生はその行為を

「写文」と呼んでいました


ふと思い出して検索してみると

それが造語だったのだと最近わかりました


絵を写し描くことは

模写というけれど

文章の写し書きは何と呼ぶのでしょうね



「死んだ魂は星になっていつまでも輝いているんだよ」


そんなお伽噺のようなやさしい表現は

いったい誰が考えついたのでしょう


海でもいいんじゃないかと思ったけれど

海に面してない国だと馴染みがないのに対して

空は世界共通にあるものだからかな


なんて

頭が鈍く痛む中ぼんやり考える、夏


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のどか珠響

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