のどか珠響
のんびり屋なもの書きの綴り
のどかな昼下がり
お気に入りの物語に青い栞をはさんで
空をながめてほっと一息
ふんわり薫る自然の匂いに包まれながら
まどろみかける贅沢なひととき
斑に戻る
風のむこうに
やる気からきし
はなむけに掌を
蘇る急こう配
五度目の冬に思い描く夢
勇ましい迷走
押し殺す 青、黒
白米のしもべ
出汁のかほりと伏しまつげ
朱に交わらん
細雪しのばせて