拭わぬ哀惜


クリスマス期間限定でライトアップされている

庭園に行ってきました



身を切るような寒さを久しぶりに味わい

まさに吐いた息すら凍るようでした



きらきら

きらきら


目を奪う眩い光景の中でも

どこか寂しくて


やっぱりここは私の居場所じゃないんだなあと思ってしまう



まわりの不幸を耳にして

数年前の自分を重ねてしまう


どんなに時間が経っても悲しみは消えないし

忘れたくないから

どんなにつらくてもこの気持ちは一生心に刻んでおきたい



最後はホットチョコレートを流し込んで

芯から冷えた身体を癒しました


庭園は広すぎてまわりきれなかったので

たくさんの花が顔を見せてくれる頃にまた来よう

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のどか珠響

のんびり屋なもの書きの綴り